合氣道は開祖植芝盛平大先生(明治16年1883年〜昭和44年1969年)が創始された近代総合武道です。
大先生は生涯にわたり、体術・剣術・槍術など様々な武道を研究、且つ、精神修養にも邁進し、茨城県岩間町(現笠間市)で合気道を完成されました。このため、無手同士や無手と武器、剣と剣、杖と杖、剣と杖、一対一、一対多など無数の技が複合的に強く深く結びついています。
合氣道は、その名の通り「合わせ」を第一にしていますので、ぶつかったり衝突したりすることはなく、争い、傷つけ、破壊することを旨としません。合気道を一言であらわすならば、「武をもって和合する道」なのです。
水戸合氣修練道場 坂谷康弘